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イヤホン、ヘッドホン向けリケーブル特集リケーブルとは何か、ケーブルメーカー「ALO audio」「Beat Audio」それぞれの特徴について

リケーブルとは何か?

カスタムIEM、そして高級イヤホン、ヘッドホン製品が増えている今、「リケーブル」に対応したイヤホン、ヘッドホンも相俟って増えてきています。そんな中、初めからイヤホンやヘッドホンに付属している純正ケーブルを取り外し、別のケーブルメーカーが販売している製品にケーブルを挿し替え、音質面でのクオリティーアップを図ったり、ケーブルの違いによる音色変化を楽しんだりできる「リケーブル」という楽しみ方が定着しつつあります。今回は、そんな「リケーブル」の楽しみ方について説明しつつ、一方で当社ミックスウェーブが扱っている「ALO audio」「Beat Audio」の製品はどのような特徴があるのか、説明をしていきます。


まず初めに「リケーブル」という言葉に関してですが、これは「製品に純正品としてもともと付属しているケーブルをイヤホンまたはヘッドホン本体から取り外し、代わりに他のケーブルを付ける作業または行為」をリケーブルと呼んでいます。
「リケーブル」を行う理由は様々ですが、今回は「リケーブル」を行うことによって得られる「音質改善」や「音色変化」という2点に注目していきます。

「リケーブル」、言葉だけでは分かりづらいので、右に2枚の写真を用意しました。

上の写真は、Unique Melody製品「MAVERICK」をリケーブルし、Beat Audio製品「Supernova」に挿し替えている状態になります。これがリケーブル後の状態になります。

一方の下の写真は、Unique Melody製品「MAVERICK」に純正ケーブルが挿さっている状態になります。
この2つですが、イヤホン本体は同じですが、体感上、聴こえてくる音が異なっていることが分ります。それが「リケーブル」の効果であり、それが個性を生み出し、また1つ「遊べる楽しみ」を与えてくれます。

 Beat Audio - Supernovaにリケーブルした状態

ca_setup03_01.jpg

純正ケーブルを使用している状態

端子(プラグ)の種類

「リケーブル」を行う際に注意すべきポイントがいくつかあります。

その一つが「イヤホン・ヘッドホン側の端子の種類」がどれになるのか、それを事前に把握し、次に購入しようとしているケーブルがそのリケーブルしようとしているイヤホン・ヘッドホン本体に対応しているのかどうかを事前に確認する必要があります。

 

現行のイヤホン、ヘッドホンに採用されている全ての端子をここでご紹介するのは難しいですが、その中でも特に需要のある端子を下記の通り、写真付きでご紹介します。

主にカスタムIEM製品(JH Audio, 1964 EARS, Unique Melody)等に使用している「2ピン端子」

SHURE、WESTONE、UEのUE900/900sなど多くのメーカーが製品に採用している「MMCX端子」

須山歯研 FitEarが採用している「2ピン端子」

UEがカスタムIEM製品に採用している「2ピン端子」

AUDEZEなどヘッドホンメーカーが採用している「Mini XLR端子」

SENNHEISER HD800に採用されている端子

接続方法の種類(バランス・アンバランス)

イヤホン、ヘッドホンを通して音楽を楽しむ為には、音楽を再生するための再生機(プレイヤー)が必要になります。現在はそのプレイヤーにも様々な種類があり、ポータブルプレイヤーの高級機ともなると、ヘッドホン、イヤホン向けのバランス伝送に対応した機種も販売されています。

一方、プレイヤーとイヤホン、ヘッドホンの間にアンプやDACを挟むことにより、また異なる型状の端子を使用するケースもあります。その為、入力側の端子型状に関して、適切な選択が必要となってきますが、代表的な種類を下記の通り紹介いたします。

イヤホン向けの端子として一般的に広く普及している「3.5mm ミニ端子」

ヘッドホン向けの端子として一般的に広く普及している「6.3mm ステレオ端子」

ALO audio, Cypher Labs, CEntrance製品に採用されているバランス伝送用のMini Balanced 4pin端子」

iriver製ポータブルプレイヤー「AK240」「AK120ll」「AK100ll」に採用されているバランス伝送用の「2.5mm 4極端子」

ヘッドホン向けのバランス伝送向け端子として広く普及している「XLR 3pin x 2端子」

ヘッドホン向けのバランス伝送向け端子として普及している「XLR 4pin端子」

以上までが、ケーブルの入出力端子の種類に関する内容でしたが、当社取り扱いメーカー「ALO audio」または「Beat Audio」にて対応製品があります。

線材(ケーブル導体)の違い

「線材(ケーブル導体)の違い」これは音色や音質面に比較的大きな影響を与える要素ですので、注目すべき点となります。現在市販されている製品を比較すると、大きく分けて下記3種類に線材は分類されています。

 

1. 銅線

2. 銀メッキ銅線

3. 銀線

 

価格帯的には、「銅線 < 銀メッキ銅線 < 銀線」という順で高くなっていることがほとんどで、「高純度」というワードが付いた場合、同じ線材でも高価なケーブルとなります。

 

「高純度」と付けてあるケーブルのメリットとしては、電気信号を損失なく伝送し、音質を向上させることがあります。万が一、プレイヤーから流れてきた電気信号(音)がイヤホンケーブルを通過する時点で劣化し、その先のイヤホンに届いた場合、それ相応の音質変化を聴覚上で確認することができます。従って、銅、銀メッキ銅、銀の純度については、高い方が有利となります。

 

一方で、純度の高い導体を造るということには困難な面もあり、各社独自の熱処理技術などを利用して、いかに導体の純度を高めるかという点に設備投資、研究開発等行っています。

また、純度を限りなく高めた場合、導体が逆に脆くなるという場合もあり、強度を保ちつつ、純度を高めるという行為は、大変な作業とされています。

イヤホンの能力を100%引き出し、さらに+αの価値を得る

このページの初めのほうで、『今回は「リケーブル」を行うことによって得られる「音質改善」や「音色変化」という2点に注目していきます。とお話しましたが、ここからがそれに関する最も重要な内容となってきます。

ここから先、説明の上で私の意見も述べさせて頂きますが、「リケーブル」によって得られる価値「音質改善と音色変化」について、「音質改善」については「導体の純度(分子配列を含む)と導体数」、「音色変化」については「導体の種類」これらがそれぞれの大きな要因になっていると経験則から考えております。

 

より詳しい説明は下記になります。

リケーブルから得られる効果 - 音質改善について

展示会や試聴会を行った際、リケーブルを一度も試したことがないというお客様とお話する機会がございますが、開口一番に「思っていた以上に効果があった。」とご感想いただくことがほとんどです。

「効果があった」というのは、「音質が向上した(音の解像度が増した)」または「音が良くなったかは別として、音そのものは確かに変わった」ということを意味しています。

 

そういった多くのご感想を頂いている中で「音質が改善した」とご感想をいただく場合の殆どが、「導体の純度が高いケーブル」または「使用している導体の本数が多いケーブル」を試して頂いた時になります。

 

考えられる要因としては、プレイヤーからイヤホン・ヘッドホンまで電気信号(音源)がリケーブル前に比べて、ロスすること無く届けられたことにより、それ相応の音質が得られたと考えられます。

勿論、様々な要因はあるかと思いますが、上記も1つの要因であると考えます。

「100% (ヘッドホン・イヤホンの潜在能力) + α」と上述していますが、

例えば付属品のケーブル(銅導体のケーブル)を高純度銅線にリケーブルして比較した場合でも、音質改善の効果が聴覚上確認できることから、「導体の純度が高いケーブル」または「使用している導体の本数が多いケーブル」を使用した場合、電気信号がロス無く伝送され、結果的にイヤホン・ヘッドホンの潜在能力を引き出す切っ掛けとなったと考察しています。

 

そのことを踏まえて、ALO audio製品を例にして、ALO audioではどのようなことをして、ケーブルの品質を向上させているのか、または高品質を保っているのかについて、メーカー紹介を含め解説していきたいと思います。

メーカー紹介 - ALO audio

ALO audioは、ケーブルデザイナーであるケン・ボール氏(右写真)によってオレゴン州ポートランド市で創立されたケーブル及びアンプの製造メーカーです。
業界でも高い評価を得ている独自の熱処理技術(クライオ処理・アニール処理)をケーブルの製造に活かし、ポータブルオーディオまたはホームオーディオ向けに高品質ケーブルを製造しています。
ALO audioで働くスタッフは、職人でありながらも、大のオーディオファンであり、カスタマー視点での厳格な製品チェックを怠らず、ケーブルは時間を掛けて製造されています。

ALO audioは、ケーブルデザイナーであるケン・ボール氏

ALO audioのサウンドクオリティーを裏付ける独自の熱処理技術

ALO audioが手がけるケーブルのクオリティーを裏付ける要因として最も重要なのは独自の熱処理技術であると言えます。
まず、ALO audioが導体に採用している熱処理技術には大きく分けて2つの熱処理があり、その一つが「Cryo処理 (クライオ処理)」になります。

クライオ処理は、-100度以下での熱処理技術を用いることで、分子配列の歪を取り除き、従来の製法ではなし得ないほど、より完全な結晶体を得る技術ですが、ALO audioではコンピューターの制御下でクライオ処理を行える機械を使用し、独自の管理方法に基づいて、このクライオ処理を行っています。
2つ目の熱処理技術は「Annealed処理(アニール処理)」になります。

アニール処理とは、加工硬化により生じる内部の歪みを取り除き、組織を軟化させ、展延性を向上させる熱処理技術のことを指し、「焼なまし処理」とも呼ばれています。その目的は、硬さの低下や組織の調整により被削性、塑性加工性の改善などが挙げられ、後の部品加工の際の変形、変寸の原因を防ぐために行います。

ALO audioのサウンドクオリティーを裏付ける独自の熱処理技術

ALO audioでは、こうした独自の管理方法に基づいた熱処理を約1週間ほど行った後、品質が同社の基準を満たしたケーブルだけを選別し、その後、生産を行っています。高品質の裏付けはそこにあります。

下記写真がALO audioのラボにて使用している、熱処理を行う機械です。

ALO audioが手がける高品質ケーブル (各シリーズの紹介)

Reference 16 Cable

Reference 8 Cableの倍の導体を使用した高品質ケーブル。ALO audioが開発した「独自の編み方」によって製造される合計16本の高品質導体を使用したケーブルで、捻じれにくく、曲げやすいという圧倒的なパフォーマンスを備えたシリーズになります。導体には、特殊な熱処理を加え、分子レベルまで高品質化した高純度銀メッキ銅と高純度銅の2種類が使われています。主にヘッドホン向けのケーブルとして使用されます。

Reference 8 Cable

ALO audioが開発した「独自の編み方」によって製造される合計8本の高品質導体を使用したケーブルで、捻じれにくく、曲げやすいという圧倒的なパフォーマンスを備えたシリーズになります。導体には、特殊な熱処理を加え、分子レベルまで高品質化した高純度銀メッキ銅と高純度銅の2種類が使われています。主にヘッドホン向けのケーブルとして使用されます

SXC 24 Cable

SXC 24 Cable

ALO audioがイヤホン向けのケーブルとして開発したツイストデザインのケーブル。導体には高純度銀メッキ銅線を使用しており、取り回し良く鮮やかで、導体を保護する外装にはFEP(フッ化エチレンプロピレン) を使用しています。酸化を防ぎ、長い期間に渡りケーブルの品質を保ってくれます。
ケーブルにはL側とR側を明確にするための糸を使用しており、それが綺麗なアクセントとなって、ケ―ブルのデザインを惹きたてています。ケーブルの構造はマイクロフォニックノイズを最小限に抑えるためツイスト構造となっており、繊細な音まで限りなく忠実に耳に届けてくれます。

Copper 22 Cable

Copper 22 Cable

ALO audioがイヤホン向けのケーブルとして開発したツイストデザインのケーブル。導体には高純度銅線を使用しており、取り回し良く鮮やかで、導体を保護する外装にはFEP(フッ化エチレンプロピレン) を使用しています。酸化を防ぎ、長い期間に渡りケーブルの品質を保ってくれます。
ケーブルにはL側とR側を明確にするための糸を使用しており、それが綺麗なアクセントとなって、ケ―ブルのデザインを惹きたてています。ケーブルの構造はマイクロフォニックノイズを最小限に抑えるためツイスト構造となっており、繊細な音まで限りなく忠実に耳に届けてくれます。

リケーブルから得られる効果 - 音色変化について

これまで、「音質改善」に関することを話してきましたが、最後は「音色変化」に関する内容になります。
「線材(ケーブル導体)の違い」について説明した際、「線材」の種類は大きく分けると下記の3種類に分類されるとお伝えしました。

1. 銅線
2. 銀メッキ銅線
3. 銀線

加えて、試聴会などで感想を頂く際、「音が良くなったかは別として、音そのものは確かに変わった」という感想をいただくことがあるとお話しました。
「音色変化」に関しては、全く異なる導体のケーブルを数本用意し比較試聴した際、その変化を聴覚上、感じ取れやすいという例から、導体の種類が大きな要因になっていると考察しています。

リケーブルから得られる効果 - 音色変化について

「音色変化」、これは「100% (ヘッドホン・イヤホンの潜在能力) + α」「α」部分、言わば「付加価値 (個性) 」という考えのもと説明していきますが、一体それはどういった状況で必要になるのでしょうか。

 

リケーブルを行う最大の目的は、勿論「音を良くしたい」これに尽きると思いますが、どういった方向性で「音を良くしたいのか」これが重要になってきます。

例えば「音の解像度を上げたい」ことを目的とした場合、ALO audioを例にしたように「純度の高い導体」「導体数が多い」この辺りを1つの選択肢としてみることが良いでしょう。

ではそれとは別に「低域の量感を増やしたい」「高域の質を変えたい」そういった意味での「音を良くしたい」という目的の場合、導体の種類をそれぞれ試していくというのが1つの手段だと考えます。「銅線・銀メッキ銅線・銀線」のそれぞれに挿し替えてみて、好みの音を追求するという方法です。

それが一番わかりやすい手段ではあるのですが、当社取扱いメーカーである「Beat Audio」がその点に関して、様々なアプローチを行っている為、ここからはBeat Audio製品を例にして、実はこういった製品もあるんですよということを説明していきたいと思います。

メーカー紹介 - Beat audio

Beat Audioが手がけるオンリーワン・サウンド

Beat Audioが手がける製品は、導体に高純度銅線、銀線を採用している他、それぞれに個性的な音色を持たせています。ケーブルのデザインも「朱色」のケーブルがあるなど、大変個性的なラインナップとなっています。

そんなBeat Audioのケーブルですが、何がそういった個性を生み出しているのかと言うと、音のチューニングの為に「レアメタル」や「ミネラル」といった別の要素を線材に組み合わせ、市場には出回らない、特注の線材を製品に採用することにより、個性的な製品を生み出し続けています。

下記がBeat Audioが手がけるケーブルになります。

Beat Audioが手がけるオンリーワン・サウンド
Signal

Signal

使用している銀線は、「レアメタル」を混ぜ込んだ独自の銀線で、人の髪の毛よりもさらに細い数百の銀糸からできています。この構造が「高い伝導性」と「柔軟性」を可能にし、Beat Audio として唯一無二のサウンドを実現しています。

Vermilion

Vermilion

導体は高純度無酸素銅 (OCC OFC) ですが、採用している「無酸素銅導体」は、通常の無酸素銅ではなく、ミネラルを含ませ独自のチューニングを行ったBeat Audio 独自の導体を線材として採用してたケーブルです。

Supernova

Supernova

Silver Sonic MKVよりも高純度な銀メッキ銅線を採用したケーブルです。

Silver Sonic MKV

Silver Sonic MKV

銀メッキ銅線を採用したBeat Audioケーブルのエントリーモデルに位置するケーブルです。

イヤホンケーブルのリーディングカンパニーとして、常に新製品を生み出し続ける姿勢

Beat Audioは、イヤホンケーブル市場のリーディングカンパニーとして、とても早いサイクルで新製品を生み出し続けています。

例えばその一つが、iriver社 Astell&Kernブランド製品向けのバランス伝送用端子(2.5mm 4極端子)であり、常にマーケットのニーズに対応できるよう努めています。
一方、常に端子等は改良を行っており、マイナーチェンジが他のメーカーと比べても早いことが特徴的です。Astell&Kernブランド製品向けのバランス伝送用端子(2.5mm 4極端子)に関しては。最終的に金型を自社で造り、極めて精度の高い端子が使用されています。

現在は、SONY PHA-3向けの端子も手がけており、ほぼ全てのプレイヤーまたはアンプに対応していけるよう製品開発を行っています。

Beat Audio