ステレオ・イメージ拡張(500シリーズ)
BiGは、ステレオ音場をプロセッシングする500シリーズ用の2スロット・モジュールです。
ステレオの「大きさ」を再定義します。
BiGは特別であり、唯一無二
BiGは、従来とは異なる新しい方法でステレオ・イメージを拡大します。
これにより、ステレオ音源の広がり、奥行き、定位、存在感をクリエイティブにコントロールできます。
操作に使用する主要なコントロールはわずか3つ。直感的にサウンドを作り込めます。
BiGは、2024年NAMM TEC Awardを受賞しています。


On/Bypass
On/Bypassスイッチで、モジュールの処理を有効または無効にします。
・On:BiGによる処理を有効にします。
・Bypass:処理を無効にし、未処理の信号へ切り替えます。
処理前と処理後の信号を素早く比較できます。

Signal LEDs
左右チャンネルのSignal LED(Sig)は、それぞれの入力にオーディオ信号が入力されていることを示します。
入力レベルが−20dBuを超えると点灯します。

オーディオサンプル付き動画
公式ページには、BiGによる音質変化を確認できる動画が掲載されています。
Stereo Image Shaping
BiGは、Range、Stage、BIGNESSという3つの主要コントロールによって、ステレオ音場を直感的にデザインします。
Range
Rangeコントロールでは、ステレオ・イメージ処理を適用する周波数帯域を選択します。
音源全体ではなく、特定の帯域へ処理を集中させることができます。
例えば、低域の安定感を維持しながら中高域の広がりを強調するなど、音楽的で精密なステレオ処理が可能です。

Stage
Stageコントロールでは、Rangeで選択した周波数帯域を、ステレオ音場内で前方または後方へ移動させます。
単純に左右の幅を広げるだけでなく、音源の奥行きや前後方向の定位感も調整できます。

オーディオサンプル付き動画
BIGNESS
大型のBIGNESSコントロールでは、ステレオ・イメージ・シェイピングの処理量を調整します。

BASS/Off
BASS/Offスイッチでは、BIGNESSセクションの後段に配置された追加の低域ブーストをオン/オフします。
・BASS:低域ブーストを有効にします。
・Off:低域ブーストを無効にします。
この低域ブーストには、SPL IRON Mastering CompressorのAirBass機能に採用されているものと同様の回路方式が使用されています。
ステレオ・イメージを拡大しながら、音源全体へ自然な低域の重量感を加えることができます。


ブラックマジック?
BiGでは、入力信号から生成した差分信号をアナログ・フィルター・ネットワークで処理します。
その処理信号を、専用に設計されたミキシング・ステージで原音へ加えます。
これは一般的なM/S処理ではありません。従来のステレオ・プロセッシングとは異なる、新しい処理方式です。
処理後のステレオ信号をモノラルへサミングした場合でも、以下のような問題のないクリーンなモノ信号が得られます。
・不自然な位相変化
・位相キャンセル
・音量や帯域の欠落
・その他の不要なアーティファクト
オーディオサンプル付き動画
サウンドを重視した設計
SPLでは、回路図や測定値だけでなく、実際の試聴結果も重視して製品を開発しています。
BiGでは、音質上重要なすべての部品をスルーホール方式で基板へ実装しています。
これにより、実装方式に制約されることなく、サウンドを基準に選定した高品質な部品を使用できます。

| 製品名 | BiG 500 |
| 概要 | ステレオ・イメージ拡張(500シリーズ) |
| 入出力 | バランス |
| 最大入出力レベル | +21dBu |
| 入力インピーダンス | 20kΩ |
| 出力インピーダンス | 150Ω |
| CMRR | 82dB以上 |
| 周波数特性(−3dB) | 10Hz~100kHz |
| THD+N(0dBu、10Hz~22kHz) | 0.03% |
| ノイズ(Aウェイト) | −92.3dBu |
| ダイナミックレンジ | 113dB |
| モジュール形式 | 500シリーズ用2スロット・モジュール |
| 本体重量 | 0.9kg |
| 梱包重量 | 1.05kg |
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。