120Vテクノロジー搭載
2チャンネル・マイクロフォン・プリアンプ
Crescendo duoは、ドイツの放送技術で培われてきた精密なサウンドと、SPL独自の革新的な120Vテクノロジーを融合したマイクロフォン・プリアンプです。
内部動作電圧120Vという圧倒的な電圧によって、従来のマイクプリアンプとは一線を画す性能を実現。豊富なディテール、生き生きとした表現力、そして極めて忠実なサウンドを提供します。
Crescendo duoは、マイクロフォンが持つ本来の魅力を、これまでにない形で引き出します。
クリップさせることが極めて難しいプリアンプ
SPL 120Vテクノロジーの採用により、Crescendo duoは極めて高いヘッドルームを備え、オーバーロードがほとんど問題にならないマイクプリアンプを実現しています。
Crescendo duoは、120Vテクノロジーを搭載した2チャンネル・マイクロフォン・プリアンプです。
2つのチャンネルは、いずれも同一の機能を備えています。
コンデンサーマイク用の48Vファンタム電源、極性反転、ハイパスフィルター、PADに加え、高い信号レベルを表示するためのVUメーターの感度切り替える機能を搭載しています。
ゲインは12段階のステップ式スイッチによって、正確かつ快適に設定できます。
さらに、切り替え可能なOutputコントロールにより、後段のADコンバーターなどに合わせて出力レベルを最適化できます。
各チャンネルに2系統の出力を備えているため、同じ信号を2台の機器へ同時に送ることも可能です。
充実した機能、高水準の技術性能、そして極めて自然で忠実なサウンドを兼ね備えています。


48V
コンデンサーマイクの使用に必要な48Vファンタム電源をオン/オフします。
ファンタム電源に対応していないマイクや機器を接続する場合は、必ず48Vをオフにしてください。
VU−10
VUメーターに表示される感度を−10dBまで調整可能です。
信号レベルが高く、通常の表示範囲ではVUメーターが振り切れてしまう際に便利な機能です。

Crescendoはどのようなサウンドなのか?


Ø:極性反転
極性反転スイッチをオンにすると、マイク信号の極性が180度反転します。
複数のマイクを使用したレコーディングなどで、マイク間の位相関係を調整する際に使用します。
HP:ハイパスフィルター
120Hz以下の不要な低周波成分を、6dB/octのスロープで低減します。
空調設備や床振動、マイクスタンドを介して伝わる振動などのサブソニック・ノイズを抑える際に有効です。


Mic Gain
マイクプリアンプのゲインを、ステップ式スイッチで調整します。ゲイン範囲は+18dB~+70dBです。
Crescendo duoを使用したレコーディング
公式ページには、Sapphoの詩「if not, winter」を題材としたレコーディング動画が掲載されています。

Output
後段に接続する機器に合わせて、出力レベルを調整します。
調整範囲は±10dBです。
Mic Gainと組み合わせることで、最大80dBのトータルゲインを得られます。
PAD
PADをオンにすると、入力感度を20dB下げることができます。
出力レベルの高いマイクや、大音圧の音源を収録する場合に、マイクプリアンプを適切な動作範囲へ合わせることができます。
PADをオンにすることで、Crescendo duoをラインレベル信号の入力にも使用できます。

内蔵アウトプット・スプリッター
2つのマイクプリアンプには、それぞれ2系統のパラレル出力が搭載されています。
各チャンネルの処理後信号を、2台の異なる機器へ同時に送ることができます。
例えば、メインのADコンバーターとバックアップ・レコーダーへ同じ信号を送ることが可能です。
この構成により、レコーディング時のバックアップ・システム用に外部信号スプリッターを追加する必要がありません。

Crescendo duoを使用したクラシックギター録音
公式ページには、Crescendo duoを使用したCafé del Mundoのレコーディング動画が掲載されています。
Crescendo duo v1とv2の違い
現行のCrescendo duo v2では、SPL Studioシリーズ共通の新しいブラック・デザインが採用されています。
初代Crescendo duoはすでに高い完成度を備えていたため、v2における技術的な変更点は、主に大型Mic Gainスイッチのゲインステップです。
中間ゲインの選択肢が増え、より幅広く細かなゲイン設定が行えるようになっています。
主な変更点
・ブラックの新しいフロントパネル・デザイン
・改良された新しい筐体
・Mic Gainスイッチの中間ゲイン設定を拡充
この製品ページに記載されている機能および仕様は、Crescendo duo v2に関するものです。
初代Crescendo duoの詳細については、v1用マニュアルを参照してください。

| 製品名 | Crescendo duo |
| 概要 | 120Vテクノロジー搭載 |
| 入出力端子 | XLR、バランス |
| 最大出力レベル | +32.5dBu |
| 入力インピーダンス | 10kΩ |
| 出力インピーダンス | 75Ω |
| 周波数特性(50dBゲイン、−3dB) | 20Hz~100kHz |
| THD+N(30dBゲイン) | 0.0036% |
| THD+N(70dBゲイン) | 0.32% |
| ノイズ(Aウェイト、150Ω、30dBゲイン) | −89.2dBu |
| ノイズ(Aウェイト、150Ω、70dBゲイン) | −51.7dBu |
| EIN(70dBゲイン、150Ω) | −121.7dBu |
| CMRR(1kHz、30dBゲイン) | 79dB |
| ※THD+Nの測定帯域は10Hz~22kHzです。 |
| 電源方式 | シールド付きトロイダルトランス搭載リニア電源 |
| オーディオ回路動作電圧 | ±60V |
| リレー/LED動作電圧 | +12V |
| 電源電圧 | 230V AC/50Hz、115V AC/60Hz(切り替え式) |
| 230V用ヒューズ | T 0.5A |
| 115V用ヒューズ | T 1A |
| 消費電力 | 最大17.7VA |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 482 × 88 × 300mm |
| ラックサイズ | 19インチ/2U |
| 本体重量 | 6.1kg |
| 梱包重量 | 7.5kg |
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。