マスタリング・イコライザー
このイコライザーは、5つのフルパラメトリック・フィルターバンドを2セット搭載し、各バンドでConstant Q(定数Q)とProportional Q(比例Q)の切り替えが可能な革新的な製品です。また、120Vテクノロジーの採用により、無限のヘッドルームと、唯一無二のEQサウンドを実現しています。


ステップ式ツマミ
全てのツマミは41ステップでパラメーターを操作でき、設定を簡単にリコールできます。
Cut/Boost & 1/4 Gain
各フィルターバンドは、最大20dBまでブーストまたはカットが可能です。
微調整が必要な場合は、1/4 Gainスイッチを有効にすることで、ブースト/カットの範囲を+/-20 dBから+/-5 dBに狭めることができます。
周波数
それぞれのバンドの対応する周波数は広く設定されています。そのため、処理が必要な周波数帯域を2つのバンドで重複してカバーすることが可能です。
LF:10 Hz – 330 Hz
LMF:33 Hz – 1 kHz
MF:128 Hz – 4.1 kHz
MHF:310 Hz – 10.2 kHz
HF:760 Hz – 24 kHz
Bandwidth Q
帯域幅Q(Bandwidth Q)はベル特性の急峻さを決定します。Qの値が小さいと帯域幅が広く、Qの値が大きいと帯域幅が狭くなります。
目盛りの表示は2つに分かれています。背景が白の値はProportional Q(比例Q)モードを示し、背景のない値はConstant Q(定数Q)モードを示します。
On/Off
オレンジ色のボタンは、各フィルター帯域のオン/オフの切り替えに使用します。
Constant & Proportional Q
青いボタンを押すことで、Qモードを切り替えることができます。
Constant Q(定数Q)モードでは、選択した帯域幅にかかわらず音量の変化が常に一定に保たれます。不要な周波数を取り除くのに最適です。
Proportional Q(比例Q)モードでは、振幅(音量)の変化が、帯域幅の広さに比例して自動的に変わります。帯域幅を広げるほど振幅(音量)の変化は小さくなり、帯域幅を狭めるほど振幅(音量)の変化は大きくなります。最小の帯域幅設定では最大振幅値(音量)は±20 dBですが、最大の帯域幅設定では最大振幅(音量)は±2.8 dBまで低下します。この機能によって、繊細でクリエイティブな音作りが容易になります。帯域幅を広げた状態で音量を大きく変化させすぎると、音楽的な響きが損なわれてしまいますが、この機能によって音楽的で非常に扱いやすい調整が可能になります。

Auto Bypass
この機能をオンにすると、バイパスのオン/オフが自動的に切り替わります。
そのためリスニング・ポジションから移動してバイパス・スイッチを手動で切り替える必要がなく、集中した状態で処理前後のサウンドを客観的に比較できます。
Intervalツマミで、オン/オフのインターバル(時間)を設定できます。
Link
PQは完全に独立したデュアルモノ/2チャンネルのイコライザーとして設計されており、ステレオ信号(左/右)の処理はもちろん、2つのモノラル信号を個別に同時に処理することもできます。
Link機能を有効にすると、片側の操作のみで、両側のLF、LMF、MF、MHF、HF On/Off、およびCon. Q/Prop.Qのパラメーターを一括で操作できます。これにより、ボタン操作一つでイコライザーの両側のフィルターバンドやQ特性をオン/オフすることが可能になります。
Linkモードの工場出荷時のプリセットでは、右側がマスターになっています。この設定はユーザー側で変更可能で、いずれかのチャンネル・スイッチを点滅するまで押し続けると、そのチャンネルがマスターになります。
チャンネル On/Off
オレンジ色のボタンは、チャンネル全体のオンとオフを切り替えます。
| 製品名 | PQ |
| 概要 | マスタリング・イコライザー |
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。